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もしも四馬鹿+シンが兄弟だったら18 http //mamono.2ch.net/test/read.cgi/shar/1234609793/ 1~196・・・ラク姉、バームクーヘンに媚薬を仕込む→犬ステラVS猫せっちゃん~素晴らしきコスプレ大会→あーでお兄ちゃんとミレイナ祭り→Mission:ヨハンさんとっても格好良くしちゃいましょう!→パルス家、雪合戦禁止令が出る→アス兄の家出 197~396・・・せっちゃんの女性の認識→5兄弟+ソレスタ+トリニティで銭湯に来ました→マリュー先生の萌え要素→セールミッション、スタート!→カガリがG8でローマに行っているとき→劾、パルス家の正式な居候となる→ミレイナの将来のお相手は?→ニコルの特命マダムキラー→各家庭がホラー映画を見た反応→学校にゴ●ブリが出ました→カナードの家出→5兄弟とソレスタル家の七五三→アビーの自家発電について 397~498・・・シンの差し入れおにぎりの効果→学園組のお弁当→シーリン、アザディスタン復興の夢→カナード、自宅へ戻る→僕は変態じゃないよ!?逆襲のキラ兄 499~583・・・シン、幼女化シャンプーでしんたんになる→そろそろ曾孫の顔は?ソレスタル家の恋愛模様→5兄弟が他の国・時代の人物だったら→ソレスタル+トリニティ、幼い思い出→ねこ部長、スレに介入する 584~704・・・皆でプリンを作ってみました→ヴァスティ姉妹のGNスタンガン→5兄弟の財布の中身おいくら?→ホーク姉妹、マリナ姫に貧乏節約術を習う→ソレスタトリニティそれぞれ一つ屋根の下大家族スペシャル→シン、サトー寿司屋で2週間バイトする 705~857・・・刹那、記憶喪失+幼児退行する→シンとレイの出会い~中学時代→アレルヤの誕生日~交換日記とツインドライブ→各キャラの髪の色は?→刹那、ハンドクリームを買いに女性用化粧品店へ行く→お姉ちゃんズ悶絶!刹那、4年後ジュースでせっさん化する 858~1000・・・パルス家の雛人形→ラク姉+学園組、巨大雛段でお雛様になる→主演はレイ!ドラマ「「私達の大事な物」→サーシェスがおとんだったら→ニールとライルの誕生日
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服泥兄嫁3 前のお話→服泥兄嫁 服泥兄嫁2 *** 実兄実弟の嫁がムカつくスレ20 より *** 186 :名無しさん@HOME:2010/03/01(月) 00 45 39 0 兄嫁が怖い。 私が某アパレル勤務としるいなや 「新作をクレ、ベビーラインの服もクレ」 ヘアやネイルは友達にモデルとしてタダ同然やってもらっていると知れば 「私にもタダでカラーしてクレ、ジェルネイルしてクレ」 最初は仲良くなろうとしてくれているのかと思っていたが 「(同居している私の)父母が厳しくて居心地が悪い、 胎教によくないからコトメちゃん家に住まわせて★」 とくればもう頭のおかしい人にしか思えない。 ちなみにこの兄嫁、つい最近私の物を盗んでいたことが発覚して 家族会議にかけられたばかりである。 父母が怒るのは貴方が約束した私への賠償を しぶっているからでしょうがーーー 家賃3万以外、食費その他のお金を父母に払っていないのは しってるんだぜ兄嫁よ 187 :名無しさん@HOME:2010/03/01(月) 07 19 09 0 186 それココで書かないで、泥スレで書いてーーー お願いしますーーーあ、支障なかったらね。ろろしく。 196 :名無しさん@HOME:2010/03/06(土) 18 55 05 O 亀ですが186です 兄嫁のことは以前泥ママスレに書かせてもらいました。 まとめサイトの服泥兄嫁です あれ後、兄前妻の件はスピード解決したんですが いざ私への弁償の段階になって兄嫁が微妙なことを言い出したらしく 実家での兄嫁の立場が悪くなっているようです。 そのため兄嫁は私を味方につけたいのか 妙に馴れ馴れしいメールをほぼ毎日よこしてくるんですが ストレスとしか言いようがない 変に刺激しないよう、あたり触りなく対応してますが もうそろそろ限界です 泥ママスレで妊婦に対する配慮が足りないと指摘されたけど あの時もっと配慮無くガッチリ〆ておけば良かったと後悔してます。 197 :名無しさん@HOME:2010/03/06(土) 22 10 38 0 196乙 妊婦云々言ってた奴は叩きたいだけだから気にしなくて良い。 どうやら兄は前妻と同じような女と結婚してしまったみたいだね。 本来ガッチリ〆るのは兄の役目だし今回も逃げるようなら兄ごと切った方が良いよ。 200 :名無しさん@HOME:2010/03/07(日) 01 02 45 0 199 ありがとう! 196 kwsk! 203 :196:2010/03/08(月) 03 56 16 O kwskありがとうございます。 遅くなりましたが書かせていただきます。 まず、兄嫁とメールをするようになったのは私が自宅に戻ったあと 「もう一度きちんと謝りたい」との申し出が兄経由できたからです。 私が日中は仕事があるから対応できないと言うと 「ではメールで」となり私のメアドを兄から教えることを許可しました。 最初は普通に謝罪メールだったんですが、私が 「きちんと反省してくれてるなら今回のことを根に持つ気はない」と返すと 今度は妙にへりくだった内容のメールがきて (兄夫婦と子が生きていけるのは義妹様の寛大さのお蔭とか) ※本当に様づけだった 「もういいから本当に気にしないで下さい」と返すと 「義理とはいえ姉妹になったのだから今後は仲良くさせてもらいたい 自分は友達も少なく、寂しい思いをすることが多いので たまにメールをしてもいいかな?」 といったメールがきて、つい 「仕事中は返事が遅くなるけどそれでいいなら」と返事をしてしまいました。 この先ずっと様づけでへりくだられるのも嫌だったし、 私は男兄弟、従兄弟も全部男子のみの環境で育ったもので 正直「姉」という存在に憧れていましたから 本当に仲良くなれたらいいのになぁと思っての返事だったんですが もうすぐ誕生日の母へのプレゼントの相談や、お腹の子の成長の話 兄前妻との話し合いの報告なんかに混ざって、前述のクレクレ発言があり だんだん兄嫁の人格に疑問を持ち始めました。 今考えると最初の謝罪メールもだいぶ言い訳くさい物だったと思います。 ・兄前妻の脅迫に追い詰められた末のことはいえ~ ・妊娠で情緒不安定で深く考えることができず~ 等 204 :196:2010/03/08(月) 04 02 10 O 私への賠償について兄嫁の微妙な発言は以下です。 兄が「やはり妹への弁償は定価で慰謝料も払おう」 兄嫁「義妹ちゃんがオクの額でと言ったからそれでいいじゃない。 慰謝料なんて他人行儀よ」 兄「(現物を返すのがベストだか無理なら新作を購入とした) ライダースは売った相手に事情を話して返して貰うことはできないか?」 兄嫁「そんなの相手に迷惑だし、オクの評価も下がるし嫌がらせもされるかも! またオクに出品されるのを待ちましょうよ それに義妹ちゃんなら新作を安く買えるじゃない?」 ※新作ん安く買えるというのは兄嫁の勘違い 兄前妻から脅しとったお金全額と慰謝料の支払いがきまったあと 兄「さっそく妹に返済しよう」 兄嫁「もうすぐ子が産まれて物いりになるんだから 義妹ちゃんへは私が働けるようになったら分割で払えばいんじゃない?」 等 205 :196:2010/03/08(月) 04 04 06 O ちなみにこのやりとりは兄と兄嫁の2者間でのものです。 何故私が知っているかというと 「夫くんたらこんなこと言ってるんだけど、どう思う? 夫くんはうちが大変なのわかってないよねぇ…」 といったメールを兄嫁が送ってくるからです。 兄嫁は私から兄に兄嫁意見が正しいと言って欲しいんでしょうね。 今は兄が兄嫁の微妙発言のたびに叱ってくれているようなので 「私からは何も言えない、そういうのは夫婦で話し合ってね」で済ませてますが。 泥ママスレで妊婦への配慮が無いと言われたこと けっこう真に受けてました。 妊婦に精神的負担は良くないと今まで兄嫁には甘めの対応をしてましたが 今後また何かあったらきっちり意見を言って付き合いを遠慮させてもらいます。 206 :名無しさん@HOME:2010/03/08(月) 05 32 10 0 196 きっちり意見言っていいと思うよ。 「早くお金を返して、お互いさっぱりしたいですよね。 こういう遣り取りって、長引くと嫌ですもんね」くらい言っていい。 兄嫁は、色んな人に媚びながら生きてきたんだろうなあ。 196は本当、お疲れ様です。 208 :名無しさん@HOME:2010/03/08(月) 08 22 23 0 これで 196が甘い顔したり、いつでもいいよみたいに言ったら ちゃんとしようとしてるお兄さんのことを 後ろから撃つことになっちゃうから、びしっと 「兄さんの言うとおりだと思う」って感じがいいのでは? 209 :名無しさん@HOME:2010/03/08(月) 10 26 09 0 196乙でした。 今後と言わず、すでにはっきり言っていい状態だと思うけど。 そういうのは夫婦で話し合ってね」 で済ませず、「お前んちが大変なのはお前のせいだボケ。 お前が全く反省してないのはよくわかったので今後メールしてくんな。 ライダースとっとと返せ」 ぐらい言った方がいいんじゃない?ついでに両親にもちくっとけ *** 実兄実弟の嫁がムカつく24 より *** 169 :名無しさん@HOME:2010/10/23(土) 18 50 02 O 兄嫁が私の職場にアポなし凸してきた。 ずーっとつきまとって、くだらない世間話をしてくる。 別のお客さんの接客中も後ろに立って、レジにまでついてくるし 業務妨害もいいとこだ。 「仕事中だからお相手できないです」 って何回言っても 「せっかく遠いとこからきたんだし~お喋りしたいの~」 って聞きゃしねーし。 そんなに喋りたいなら仕事後にご飯付き合うって言って、やっと出てってくれた。 現在、一服中。 店長に「顔コワイから気持ち切り替えてきてね」と言われてしまった。 私と兄嫁の間であった確執を店長が知っているだけに 申し訳ない気持ちでいっぱい。 後で兄と兄嫁に盛大に文句言ってやろうと思う。 甥に女児服をプレゼントしろと兄嫁に言われたことを含めて全部文句言う! 頭に血が上ってて支離滅裂な愚痴ですみません。 170 :名無しさん@HOME:2010/10/23(土) 21 22 48 0 おしゃべりにだけ来たんだろうか? 会いに来たとかおねだりまでならまだ聞く話だけど接客業の最中に 衆人環視の中で付きまといってちょっとおかしいんじゃない? 不可解なプレゼント以前に、仕事の後で会う前に兄に連絡して 待ち合わせの場所に呼び出して引き取らせたら良かったのに。 171 :169:2010/10/24(日) 07 57 30 O トリ覚えてないので証明できませんが、うちの兄嫁はこれです。 (編集注:泥ママまとめ服泥兄嫁のアドレス) あの後待ち合わせたファミレスに行ったら兄嫁(+甥)しかいませんでした。 え?と思っていたら「実は家出してきた」と兄嫁。 実家とは電車で3~4時間の距離なので、まさか赤チャンつれて ソロでくるとは思わず 兄嫁が「(兄)は別のショップ見てる」って言ったのを信じてました。 飲み物を頼んでしまった後だったので、とりあえず黙って座っていたら 兄嫁愚痴る愚痴る。 だいぶウダウダ言ってましたが要約すると 兄前妻からお金が戻ってきたのに旅行にも行かず、 ブランド物も買ってくれず、 私への返済(結局定価で返してくれた)や実家を出ための貯金にした のが経済DVで 赤ちゃんがいて大変なのに同居実家共有スペースの掃除をさせられる事や 母が仕事の時は1人で食事を作らされることが余命ビリだそうです。 それらに「で?」と相づちをうちながら 兄に引き取りに来いメールを出し、お茶も飲み終わったので 自分の分を置いて帰ろうとすると 兄嫁「ちょっと待って!!困る!!ここの支払いできない!!」 なんと兄嫁、交通費と買い物で財布をほぼカラにしてました。 私がファミレスについた時にはデザートまで食べ終わって 更に飲み物追加してたくせに… 最初から私に払わせる気マンマンかよ 172 :名無しさん@HOME:2010/10/24(日) 08 18 09 0 余命ビリw なんとなくこわくていい 173 :169:2010/10/24(日) 08 31 18 O 知らねーよ馬鹿で放置しようかとも思いましたが 兄が車で来るまでどんなに早くても5時間程 電源切ってるのかと思ってた兄嫁携帯は単に充電切れで使えないだけ 遠隔地で行くあてもなく、手持ち0で放り出すのは甥がかわいそうなので 仕方なく私の部屋につれて帰りました。 部屋に帰ってからも兄嫁の愚痴は続く。 勝手に人の物を触りまくるから目がはなせなくて、兄がくるまで 一緒にいたんですが不機嫌を隠しもせず、はっきり「話しかけんな」って 言ったのに何故尚口を開けるか理解不能。 今回の家出の原因は 「せっかく庭付き一軒家なんだから犬をかいたい」 って兄嫁の希望が通らず兄とケンカしたからだそうな。 実はまだライダース返してもらってないんですが、 それ用に兄が貯めているお金で犬を買いたいんですってさ。 うちは母が喘息で動物アレルギー。 だいたい期限付き同居でなんで犬なんて飼えると思うの? つか、ライダースはやく返せよ。 って言っても 「でも犬可愛いし癒やしだしライダース見つからないし新作なんて高いし」 174 :名無しさん@HOME:2010/10/24(日) 08 53 15 0 なんでそんな女ばっかりに引っかかるんだろうな 兄貴… 離婚して再婚しても同じ結果っぽくて169に心底同情する 175 :169:2010/10/24(日) 09 07 00 O さらに本格的に頭ヤバいと思ったのは なんで家出でこっち来るの?兄嫁には縁もゆかりもないでしょ。 って問いに対しての兄嫁の返答 「だって(私)ちゃん居るし!犬が飼えないならこっちに住みたい」 「地元は田舎でつまらないから。友達ができないのも田舎なせい。」 こっちに住むってどこに住むつもり?兄は? こっちに住んで兄嫁は何をするの? 「当面は(私)と一緒に住む」 「兄はこっちで就職すればいい」 「私もこっちでオシャレな服着てカフェ行ってホットヨガしたい」 聞いてて頭がクラクラしてきたんでちゃんと覚えてないんですが 春先にここに書いた後、兄嫁に対して配慮をやめたことを 「なんでも言い合える仲になった★」 とかオメデタイ解釈をした上での発言みたいです。 私の部屋に住ませるとかナイから。 勝手に妄想されても迷惑だから。 だけ伝えてあとは何を言われても無視しました。 アレ以上口開いたら怒鳴って近所迷惑になる。 176 :169:2010/10/24(日) 09 08 04 O 兄が来たのは4時過ぎでした。 兄嫁が帰りたくないと喚いてましたが、 それ以上騒いだら父に電話して来て貰うと言ったら黙りました。 兄が私に何か言おうとしてましたが 今は何を言っても言われてもムカつくだけ。 兄嫁を精神科に入れてもう私に関わらせないで。 とだけ言って出てって貰いました。 兄嫁の発言その他は夜にでも兄と両親に電話で言おうと思います。 ムカつきで寝れなかったけど今から出勤です。 愚痴を垂れ流してすみませんでした。
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Format Title Artist Label Model Number Release Press 12 パリッ!とオバさん 下町兄弟 TOKYO SHIBAURA RECORDS,SHIBAURA RECORDS,WUJ PRODUCTION TSR-004 1994/--/-- - Side Track Title Produce A 1 パリッ!とオバさん(ORIGINAL DOWN TOWN VERSION) MOTOMY "BANANA ICE" KUDOH 2 パリッ!とオバさん(COMPY PUMKY VERSION) MOTOMY "BANANA ICE" KUDOH 3 パリッ!とオバさん(DOWN TOWN KARAOKE) MOTOMY "BANANA ICE" KUDOH 4 パリッ!とオバさん(OVER THE SUN MIX) MOTOMY "BANANA ICE" KUDOH B 5 COUNTRY BOY(ORIGINAL DOWN TOWN VERSION) MOTOMY "BANANA ICE" KUDOH 6 COUNTRY BOY(FUNKE BAP MIX) MOTOMY "BANANA ICE" KUDOH 7 COUNTRY BOY(DOWN TOWN KARAOKE) MOTOMY "BANANA ICE" KUDOH 8 COUNTRY BOY(ACOUSTIC TWILIGHT VERSION) MOTOMY "BANANA ICE" KUDOH PERTAIN CD パリッ!とオバさん Rap Rapper Rappest 1992~1999
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黒の兄弟 第10話 「ザザー…そーれどっかーん!」 「ちょっとまてぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」 レベンネを運んでいたと思われる女の声を聞きニラーシャはアズマのいた方へ全力で飛行する。 フェニックスの攻撃で開いた傷口から部品がバラバラ落ち、自身も目と脳を酷使したばかりで レイ程ではないがフラフラなのだが気にしている場合ではない。 ここまでの情報、チカーロがどういった人物か、リノアがレベンネについて語るときに 僅かにためらった事、突然切れた通信、アメリカの方では民間組織ブラッディウルフにまで 作戦が漏れているのにメキシコ側ではレベンネの情報がアズマの出発予定前まで全くなかった事、 それらを統合した結果二ラーシャはレベンネの運び手が到着してもメキシコの大地ごと敵味方全滅する 可能性は低いと見ていた。 だが、止めようとしたアズマが返り討ちに会いマイクから聞こえきたのは何考えているか分からない ちゃらんぽらんな女の声だというのなら話は別。 運び屋がアホなら何かの間違いで自分ごとメキシコ消し飛ばす可能性は十分にある。 二ラーシャはこの作戦を立てたチカーロを信じてはいたがそれと同じぐらいに先程の声のヤバさも 悪い意味で信じていた。間違いない、声の時点でわかるほどだ。アレは強化人間かそれ相当の非常識人だと確信する。 全力飛行から数十秒、上空からアズマ達の待機していた地点を確認するとニコイチで組み立てられた 彼らの羅甲が全部本物のスクラップになっていた。その数十メートル横、10人程の人影を見て アズマ達は脱出だけは出来たのだとホッとするが彼らの見ている方向の先に埋まっているモノを見て 二ラーシャは絶望する。そこにはドラム缶を10倍大きくしたかの様な特殊弾頭が白煙を上げながら 地面に突き刺さっていた。その地点から50メートル程離れた所では大型弾頭様特殊ライフルを構えた 強化人間専用羅甲。見るやいなや二ラーシャは回線を開きそちらへと叫ぶ。 「だっらー!!本当にレベンネ撃つアホがいるかぁぁぁ!!!!!!!」 「んむー?声はすれども姿はみえず。あ、上ですかー」 頭部を左右に振った後上を向き返事するパイロット。直で聞いても何かテンションがおかしい。 重要任務に就いているものとは思えないユルさだった。 「取り敢えずまずこれ聞くぞ、これいつ爆発するんだ!?」 「ご心配無く、私の今準備している反応剤入りの二射目を地面から飛び出てる弾頭にぶつけない 限り無害。むーがーいー。という訳で第二射発射よ~い」 「撃つなっての!俺はお前が撃つの止めにきたんだよ」 「そういう貴方はどなたですかいな。作戦実行者のチカーロ特務中佐本人か同等以上の権限持った人 の言うことしか聞けないでやんす」 「俺は違うけどアムステラの特務中佐ならこっちに一人いるわよ。うぉーいリノア!出番だぞ、生きてるわよね?」 二ラーシャはメキシコ軍を退却させたばかりでまだ国境に到達してないリノアに通信を開き ここまでの状況を伝える。その後、間もなくして軽装になった銀虎と片腕のネオ・ペルセポネーが 視界に入ってくる。 一口に特務中佐と言ってもその権限は各自で違っており、 実質的な階級ではリノアの方がチカーロよりかなり下になるのだが、相手の要求はチカーロと同等以上の地位 なのだからリノアとチカーロが実際に顔を合わせている訳でもないし、リノアでも止められるだろうと 二ラーシャは推察していた。 だが、事態は彼の予想外の方向へと突き進む。 「こちらブラッククロスメキシコ支部支援活動中のリノア特務中佐です」 「はいよー、…あれ?リノア?それにそっちはグーチェ?何してんの?シンガポールでバカンスタイムじゃ」 「成程、ミューが今回の運び役でしたか。ミュー、私達はチカーロ中佐から貴方の作戦中止を 伝えるよう命じられてます。レベンネの発射は取りやめてくれますね?」 「おっけ、黒玉の方は地面にうっちゃったけどそれ掘り起こす」 僅か10秒足らず、言葉にしてお互い二・三言ずつ。ここに来るまでに多くのブラッククロス達を 悩ませたきかん坊は二ラーシャが予想する以上に素直にリノアの指示に応じた。 「ってか知り合いかよお前ら」 「おいっすミューと申します。いつもリノア達がお世話になっとりゃす」 「彼女は私と同じ元ロイヤルナイツの一員よ」 「言語能力以外は信頼出来る奴さ」 「元じゃないってば、今だってロイヤルナイツですばーい。ただ今回はたまたまこんなの乗ってるだけで」 「なるほどねぇー」 今回の運び役がリノア達と親しい人物という情報、即ちリノアさえ無事ならばレベンネの発動は 確実に止められるという事であり、同時に二ラーシャは自分のこれまでの推測が正しいだろうと確信し この作戦の本当の意味を知っているはずのリノアにそれを確認する。 「リノア、あのさ聞きたいことが―」 「ブラッククロスッ!お前達の好きにはさせないぞ!!」 「チッ、もう回復したのか!若い子は元気だねえ」 自動修復の終了したフェニックスが幻狼に飛びかかりリノアへの質問は遮られた。 そして傷の塞がったフェニックスと違い幻狼はもう数撃で落とされる状態のまま。 再び戦えば自分の負けは確実、そして銀虎もネオ・ペルセポネーも飛行する相手に マトモに戦える武器を使える状況ではない。唯一戦えそうなミューの機体もここに来るまでに 補給なしで相当連戦してきただろうからあまり期待は出来ない。 だが、二ラーシャは狡猾な男だった。ぶつかり合えば負けることを即座に判断し、 彼は地面に半分埋まった黒いレベンネ弾の前に陣取る。 「ほらほら、お前さんの探してたレベンネだぜ。俺ごと切ってみるかい?」 「く、くそっ!」 「まあお前が攻撃しないのなら、…俺が叩いちゃうんだけどね!」 そう言うと共に幻狼の鉄拳がレベンネのてっぺんを全力で殴りつけた。 衝撃を受けた黒い円柱に大きく亀裂が入り、外装が崩れる。 「何をしてるんだよ!」 「黙ってなボーイ、別にこれでメキシコや俺達が海ななったりしねーよ。すぐわかるさ」 レベンネの外装が衝撃で完全に剥がれ落ちると、中から大きなレンズと電気配線で繋がった ボックスが現れた。ボックスから数度読み込みの音がするとレンズを通して空中に人の姿が映し出される。 紫とピンクを基調とした趣味の悪い服、褐色の肌に白い体毛、頭はアフロボーボー。 悪名高きチカーロ中佐その人が30m程の立体映像でご登場である。 『米軍の皆さん、これを見ているときアナタたちは既に敗北しているのです』 ◇◇◇ 【同時刻・アメリカ中央基地】 「ふふん、米軍の皆さんは頑張っていらっしゃるようで何よりです」 アメリカ基地内に次々届くブラッククロスとの戦闘と勝利の報告を聞きながら 飛鮫騎士団長アンドレは長年の友人と共に優雅に紅茶を口に運んでいた。 「到着早々『レベンネ』なる兵器がメキシコに向かっていると聞いたときは 心配しましたが、向こう側に送ったフラグマン達はそれらと出会う前に十分な戦果を上げて 撤退したと言うし実にいい展開です」 「へえ、一応は心配してたのね」 「私とて冷血漢では無いのですよぉ。それにあちらの部隊には…いえ何でもありません」 レクサンとの密約を口に出してしまいそうになりアンドレは話題を変えることにする。 「今回の戦場はメキシコ、だが私達はこうして待機しているだけで仕事を果たしている事になる。 実に美味しい仕事だ、そうは思いませんフェミー?」 「…グラニMで米国空軍と一緒にレベンネとかいうのを探さなくて良かったの?」 アンドレに対しフェミリアは当然の疑問をぶつける。 飛鮫騎士団の機動力と索敵精度ならレベンネを運ぶ敵を見つけるのもより容易になったのではないかと。 「ノォンノォン、あいにくこのアンドレ達は米国の事情や地理に疎いのでしてね。 彼らと共同作戦をするよりはと、イザというときの基地との伝令役を買って出た訳なのですよ」 「足の早いグラニMが基地にいるからほぼ全ての空軍が探索を行えると」 「シュッティ~ル(そういう事)」 相変わらずヤバイ仕事を避けながら高い評価を得るのが上手い男だなとフェミリアは思った。 だが、この基地の留守番役しか出来ない自分達PG隊が彼らのやり方に文句を言える立場ではない。、 それに、アンドレがメキシコ攻略の手助けに偶然来ていなかったらフェミリアは 飛び交う米国空軍と溢れかえる情報に翻弄され右往左往するしか無かっただろうし、 自らも『詐欺聖女』と呼ばれる程に過去に他者を利用してきていたフェミリアは アンドレのそういう立ち回りを好んですらいた。 「アンドレ、貴方には本当に感謝しているわ。おかげでこっちでのアルヘナーガの 売り込みも上手く行きそうよ」 「それは何よりです」 「こっちでの売り込みが終わったら次はレゼルヴェに行く予定なんだけど…、 アンドレも一緒に来ない?ヴァルル様のお墓も見てみたいし」 「…見てみなさいフェミー、アメリカ南部全域に調査の手が伸びて後はメキシコとの国境を残すのみですよ」 故郷を捨てた父の話をスルーすべくアンドレは米国軍各部隊の報告を元に彼らの位置を記した 地図を指さしてみせる。 「んもう、アンドレってば。そろそろお父さんの事ちゃんと向き合わないと…どうしたの?」 フェミリアが心配そうにアンドレの顔を覗き込む、その表情は先程までの優雅に紅茶を飲んでいた時とは 打って変わって険しいものになっていた。そんなにもヴァルルの話をしたくないのだろうかと思ったが どうやらそうではない様だった。 「フェミー、米軍の人にこれまでレベンネ探索中に接触した敵軍の記録を貸してもらって来てもらえませんか?」 「え、何で」 「速く!」 「わ、わかったわよ」 フェミリアから受け取った書類の一部をざっと流し読みし、それにつれアンドレの顔はさらに険しくなっていく。 「これも…これも…、レベンネを追って出会った敵は全部ブラッククロスか」 「おかげで難なく倒せたのよね」 「おかしいと思いませんかフェミー?米軍が得た情報通りならこの作戦はアムステラにとって 大きな一手です。敵の本隊は、一体今どこにいるのでしょう?」 「それは…」 「メキシコ国境まで縦に伸びた戦線を見てふと思ったのですよ。もしこのアンドレがアムステラの指揮官なら 今の状態の米軍を横から殴りつけて、基地の一つや二つ容易く落としてみせれるのではないかと」 フランスから来て滞在中に偶然レベンネの事を知らされた部外者であり、 今回の指揮官クラスの人間の中では誰よりも利益に五月蝿い男。 そんなアンドレだからこそ客観的に現状の不味さに誰よりも早く気付く事が出来た。 丁度それはメキシコ国境で二ラーシャの推理が完成したのと同時であり、今回の作戦における 地球軍側のタイムリミットでもあった。 「て、敵襲です!数は多数!全機出撃準備できしだい出てください!」 アンドレの予想が的中した事へのファンファーレのごとく警報が鳴り、 グリーンベレーの男が二人の元に走ってくる。 「防衛の戦力が足りません、外部者にこんな事を頼むのは申し訳ないが手を貸して頂けませんか?」 「もちろんですよぉ~(帰りてぇ~~~)」 留守番は飛鮫騎士団にお任せあれと言った手前、米軍を見捨てる事は出来ない。 化粧が崩れそうな程汗を流しながらアンドレは親指をグッと突き立てた。 ◇◇◇ 【再びメキシコ】 思い返してみるとチカーロはレベンネを止めろと言っただけであり、 レベンネがアムステラですら禁じられた超兵器だと言ったのはリノアだった。 こんな重要な情報を自らの口で説明しなかった事から二ラーシャの疑いは始まった。 チカーロは自分が禁じられた兵器を持ち込んだと言えない事情があったのではないか、 そして、情報の漏れる方向を何らかの理由で制御しているのではないかと。 そして、メキシコ陸軍との戦いの中、結局ミューがここに到着するまで チカーロの支援は何も無かった。彼ほどの人物ならばメキシコ支部のブラッククロスが 壊滅寸前の弱体組織である事は知っていたはずだ。 つまりチカーロにとってレベンネは発動してもしなくてもどうでもいい存在、 いや、リノアの言うとおり使用する事が重罪ならばレベンネは決して使われてはならない。 レベンネを使ってはチカーロは破滅、レベンネを運ぶミューをメキシコ支部が止められないのに支援が無い。 一見矛盾するこの二つを満たす答えは二つ。 チカーロが既に戦死している、あるいは― 「僕達は偽情報に踊らされたっていうのか!?」 「そゆこと、さすが『吸血チカーロ』だわ。アメリカ軍の動きだけでなく俺達の存在や 自分の悪名すら計算に入れてこんな事するなんてな。正直マジムカツク。 で、お前さんはどうするよNo.06。俺ら全員と泥仕合してく?それとも今すぐアメリカに レベンネなんてないですよーって伝えに行く?俺としては後者オススメ」 「…」 何とも歯がゆいがレイの取れる選択は一つしかない。エネルギーの尽きかけた特機と 豆鉄砲しか持ってない羅道相手ならフェニックスの特性上負ける事はないだろうが、 北の方で無駄に散開し消耗を続ける米軍と姉達にこの事実を伝えないと間違いなく 取り返しのつかない恐ろしい結果が待っている。 「僕の名前はレイ・ウィンドワードだ。今度会った時にまた変な呼び方したら真っ先に倒してやるからな!」 それだけ言ってレイは超音速で飛び去って行った。 「ふ~、あいつが物わかりのいい子で助かったぜ。リノア、お前さんには色々聞きたいけれど… 取り敢えず…今日はもう帰って寝るわ(-_-)゜zzz…」 この戦いで二ラーシャ率いるシンガポール支部は黒鉄蜘蛛と4機の羅道を失い、 メキシコ支部は全ての戦力を失った。 他にもブラッククロスはいくつかの北米エリアの支部が打撃を受けたが、 それらはメキシコのアズマ達と同じぐらいに評価の低い者達ばかりだった。 地球連合側の被害は残党狩り気分で出撃したメキシコ陸軍は予想外の敵戦力により 10以上の7型と6型を失い撤退。 そしてアメリカ軍は戦力が伸びきった所をアムステラ本軍に突かれ、ブラッディウルフや 飛鮫騎士団そしてO.M.Sの傭兵にPG隊らの協力で全ての基地を守りきったものの、 基地への帰還途中に他の部隊と孤立した中隊が5つ壊滅的損害を受け、防衛に成功した基地も 敵の攻撃で機能復旧に当分の時間がかかることとなる。 戻る (続く)
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登録日:2009/06/08(月) 21 06 33 更新日:2024/03/20 Wed 19 27 48NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 Mk.2 かませ犬 アックス アニメでの扱いの悪さは異常 コブラ バイパー フルカウルミニ四駆 プロモデラー選手権(TVチャンピオン) ミニ四駆 三国藤吉 爆走兄弟レッツ&ゴー!! アニメ『爆走兄弟レッツ&ゴー』に登場するキャラ「三国藤吉」が使用したマシン。 テクニカルコースを得意としており、連続コーナーや小回りの良さは群を抜いている。 スピン系の進化は『自ら伝承させる』 アニメでの扱いの悪さには定評があり、大半の人には「藤吉=スピン系=噛ませ」と思われているだろう。 …が、原作では全くそんな事がない。て言うか、アニメでも無印まではそこそこやれていたのに、一体何があったのか…。 スピンアックス ゲームセンターにて星馬兄弟と初対決。 まずは「テクニカルコース」で「コーナーが苦手な」マグナムセイバーを負かし、本命であった烈とコーナリング勝負をする。 原作、アニメ、どちらもアックスの能力が通用しなくなったので、次のコブラに進化させる事になる。 原作は豪や烈、全線で戦うものに敗北した事による不甲斐なさから、アニメはビークスパイダーとの対戦に向け、アックスでは太刀打ち出来ないと悟ったため。 必殺技はノンブレーキでコーナーをパスする『サンダードリフト』走法。 ちなみに、ブーム当時放映されていたTVチャンピオンの第一回プロモデラー選手権で5人中4人がこのマシンを選んだり(後の1人はブラックセイバー)、 第一回ミニ四駆王選手権の小学生の部で、最後の最後まで激闘を繰り広げた帯刀選手がこのマシンを愛用しており 「大好きなスピンアックスで勝負に挑む~」とナレーションされたりと、 やたらスピンアックスとTVチャンピオンは縁深かったりした。 GUPパーツとしてポリカーボネート製のクリアボディも販売されていた。 が、大量に生産したのか現在も個人経営の模型店等では見かける事もある。 このクリアボディ、ボディに貼るシールが非常に貼りづらいので入手した際には注意が必要なのだが、 加工が簡単、軽くて丈夫、その上塗装も楽々と4拍子揃った優良ボディなのでレースに最適である。 前述の通り、非常に数も出回ったが故に、今でも比較的安価で手に入るので スピン系を使ってガチレースで入賞を目指すならこれを買うのが一番かもしれない。 スピンコブラ 二代目のスピン。ある意味設定に最も違いがあるマシンと言える。 原作 大神軍団に立ち向う為に土屋博士が総力を上げて作りあげた。 左右別々に伸縮するサイドウイングにボディ埋め込み式の5連ローラーを装備している……あれ? デビュー戦ではビクトリーマグナムを破壊された豪を逃がす為にブロッケンGの相手をする事になったが、全く相手にならなかった。 …どちらが?ブロッケンGの方です。コブラさんはそこまで優秀なのです。 とは言え、レイスティンガーには刺されてしまう。 WGPではきちんとしたレースを描かれる事は無かった。 ロッソストラーダ戦で甲冑の肩の刺に突き刺るというとんでもないアクシデントによって大破した。 予選タイムはハリケーンソニック以上、というのはあったが。 アニメ 自分の会社が経営するゲーセンを荒らしていた沖田カイ・ビークスパイダーと勝負する事になった藤吉だったが、アックスでは歯が立たないと解っていた。 土屋博士に頼り切るのもよくないと三国コンチェルンの総力をあげたマシン―それがコブラである。 ボディーはカーボンとアルミハニカムの超薄型素材を使用しており、空気の刃も効かない。ビークスパイダーに初めて黒星を付けたのはコブラである。 ちなみにこのコブラ初登場の回は、相当にかっこいい。 その後もSGJPまで、かなり活躍している。明らかにJよりもしている。比にならない。 …が、WGP編に入ると何故か扱いがおかしくなる。 マグナムに巻き込まれ故障 勝手に故障 あっさり抜かれてしまう 甲冑の肩に突き刺さる 排水管の出口に引っ掛かる あーっと!スピンコブラがスピン!! 等 無印の活躍はどうした? 原作の速さはどうした? と悲しくなるほど酷い扱いになる。 アニメ版ではフロントモーターという後付け設定になったが、原作のコブラは完全なメカなのである意味チートと言える。 必殺技はアックスから受け継いだ『サンダードリフト』、更に進化させた『ライトニングドリフト』がある。 ミニ四駆でのスピンコブラ 何故か、通常のフルカウルミニ四駆ではなく、ディスプレイ専用のリアルミニ四駆の第1弾で発売された。 クリア成型のボディーと、コミック、アニメ版そのままにリアルに再現されたシャーシが売りだったが… 走行することができない とにかくそのままでは走らないため、走行用シャーシを何処からか流用しなくてはならない。 本体に地味に線が引かれており、説明書にS1、TZ、SFMシャーシに載せるには どこを切り取ればいいのか書いてあるため改造は簡単である。 …が、タミヤは2次ブーム以降、リアルミニ四駆を殆ど再販しておらず、 例によってこのスピンコブラも一度も再版されていない。 その為、結構なプレミアが付いているので、オークション等で手に入れようとする人はある程度覚悟するように。 しかし、2017年、プロトセイバーEVO.に続いて満を持してのプレミアム化が決定。 スーパー2シャーシの強化ホワイトを標準装備しており、最初から走行モデルとなっている。 ボディはクリヤーカラーからメタリックブルーへと変更されており、塗装の手間が省けるのも嬉しいポイント。表に出るメカパーツ部分も一体成型になった。 しかも通常生産である為、今後はいつでも好きな時にコブラが手に入るようになる。 なお、新型FMシャーシであるFM-Aにも乗るがSFM用の線で穴を開けるとスッカスカになる(SFMの時点でかなり余裕がある開け方だが)ので注意。 スピンバイパー ロッソストラーダ戦にて、あまりに酷すぎる最後(そのシーンだけはアニメも原作をきちんと再現している)を迎えたスピンコブラに代わり藤吉の愛車になった第三のスピン。 当然の様に、双方には違いが生じている。 原作 ロッソにやられ、それぞれのマシンの修復に取り掛かるビクトリーズ。 藤吉は皆に声をかけるのだが、メンバーは自分自身の事で精一杯で相手にする者はいなかった。 シカトされたと思い込んだ藤吉は引きこもり、自身の力で未完成のスピンバイパーを制作する。 人間不信から自己満足に浸ってしまい、藤吉に会いに来たメンバーと独りだけ敵対。 しかし同じく未完成のビートマグナムにすら敗れ、激しく落ち込む。 さらにはスピンバイパーのパーツを破壊するメンバーに憤慨するが、Jから「高級パーツの付けすぎでバランスが悪いから取り外している」こと、 上述の経緯もメンバーが藤吉の事まで考え、スピンバイパーの設計を練っていてくれていた事を知り、仲直りする。 ちなみに、その時Jが持ち込んだホイールは「大径と小径に変化する」というレツゴ史上トップレベルのチートアイテム。 要するにストレートは大径ホイールに、コーナー直前からコーナーの立ち上がりまでは小径に変化させる事が出来るのだ!!…ぉぃw アニメ 烈が怪我で戦列を離れ、次は絶対に勝たなければならない試合にもかかわらず、コースはコブラの苦手な高速オフロード。 しかし烈が戻ってきた時に終戦していた、という事態になんてする訳にはいかない…! 藤吉はリョウと共に特訓する為に山籠りをする。 リョウと今まで以上に友情を深めた藤吉は、アドバイスを受け、スピンバイパーを完成させた。 しかし完成は試合ギリギリになりGPチップの学習が出来ないまま。 そこで藤吉は、試合にコブラとバイパーの二台をエントリーさせる。コブラについていかせる事で、バイパーに学習させたのだ。 前半力を温存させていたバイパーの活躍で、ビクトリーズは土壇場で大逆転。望みを繋げた。 …ちなみにこの後、すぐに烈のバスターソニックが登場した事もあり単独での活躍はこの初登場のみという、あまりに悲しい扱いを受けた。 幸い、作中展開もあってトップ率は高いのだが…… 余談だが、作画の都合もあってか、原作・キットと比べると結構デザインが違っていたりする。 ミニ四駆でのスピンバイパー やはりコブラと同様、リアルミニ四駆で発売されたが 後に成型色をクリアから青に変え、VSシャーシに搭載してフルカウルミニ四駆で発売…つまり走行モデルに昇格(?)された。 2010年にはボディの成型色はパールブルーに、ステッカーがホイルシールに変更。 さらに、メカパーツも一部金型改修が施された、パールブルースペシャルが発売された。 しかしなぜか中途半端にしかVS用の改修がされておらず、 ボディとシャーシが一部干渉してしまう有様である。 そんな有様なのにシャーシは貴重な黒の強化VSで、ガチレーサーからの人気が非常に高い。 長年絶版であり、再販が望まれていたモデルであったが、 2017年にようやく再販が決定した。限定品なのでお早めに。 リアルミニ四駆版は、それぞれ指定されたメッキパーツを取り外すだけで S1、TZ、SFMの三種類のシャーシに無改造で搭載できる(無論、最近出たS2やFM-Aにも無改造で載せられる)画期的なモデルであった。 更にクリアカラーのため、コクピットのみを避けて色を塗れば透明なコクピットからメカパーツが見えたり クリアレッドやクリアブルーといったカラーでより鮮やかに塗装できるので 塗装にこだわりのある人からは今でもVS版の走行モデルよりも 走らないリアルミニ四駆版の方が人気である。 VS版同様長らく絶版であったが、2020年7月についに念願の再販が決定。…ところが新型コロナウイルスの影響で生産計画が狂ったのか、発売が延期され約半年後の2021年1月、ようやく再販が開始された。 スピンアックス Mk.2 MSシャーシを引っ提げて蘇ったスピンアックス。 素での戦闘力は非常に高く、大径よりも小径の方が有利に働くコースでは キットのままのこのマシンをきっちり組み上げてコースに合わせてセッティングするだけで かなり優秀な成績が期待できる程である。 その上、小径が有利に働くコースは低速コーナーが多いため、 まさにスピンアックスのイメージにぴったり。 小径の方が有利なコースで戦う時の為に、一台きっちり組んでおくのも決して悪くはない。 スピンアックスゼロ 本編の20年後を描いた『ReturnRacers』に登場。 ミニ四駆への情熱と初心を取り戻した藤吉が、自身の原点たるスピンアックスを極限まで薄く軽量化して誕生した。 基本的なシルエットは変わらないものの精密に磨き落とされたボディは羽毛のように軽く、クリアボディのごとくうっすらと透けており前輪横カバーもオミットされた。 重いパーツをほとんどつけていないがためにコーナーでよけいなGがかからず、スムーズに曲がる事が可能。 このマシンでのレースで初心を取り戻すとともに自身の初恋に決着をつけた。 前回のトライダガーWX以上に商品化が困難と思われるマシン。スピンアックスのクリアーボディを半透明塗装して再現しよう。 ……合わせて再販してくれればいいのに。 追記・修正、お願いするでやんす! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 原作の初登場時滅茶苦茶かっこよかったなぁスピンコブラ アニメはうん… -- 名無しさん (2014-09-23 16 34 12) ↑まさかブロッケンGとかビークスパイダーをザコ扱いする程のポテンシャルを秘めてるとは思わなかった… -- 名無しさん (2014-09-30 20 51 12) スピンアックスの流線形ではない丸みを帯びたデザインが、小学生時分はダサく感じたが、改めて今見るとなかなか個性的でカッコいい -- 名無しさん (2014-10-27 19 04 25) ファイター「あーっと、スピンコブラがスピン!」 -- 名無しさん (2014-10-27 19 12 48) 原作でのスピンバイパー誕生回の藤吉の態度は酷すぎたわ。マシンが大破してるのは自分だけじゃないのを知ってる上に別に自分は他のメンバーを手伝ってたりはしないしな。そんな中藤吉の分まで手をまわしてたJは聖人過ぎるが -- 名無しさん (2015-10-04 01 07 25) 原作ビークスパイダーとはやってないぞ。この時点でカイは大神にクビにされてたし、再登場は改心してリョウを庇う所だったから -- 名無しさん (2016-01-09 20 20 19) 作中では一番息が長かったのに製品化には恵まれないスピンコブラ -- 名無しさん (2016-11-13 22 00 12) マグナムとは対照的にコーナーに特化させすぎたことがWGPでは仇となったって印象かな。コースの規模が大きくなるほど純粋なテクニカルコーナーは作りづらくなるわけで、その点ソニックは高速コーナー重視でストレートにも対応できるからWGPでも活躍の場に恵まれた感じだな。 -- 名無しさん (2016-12-06 19 46 58) セッティングの問題を指摘された時判明したのがほぼバラスト積んでたってのは何だ -- 名無しさん (2016-12-06 20 04 30) 祝・コブラプレミアム化内定 -- 名無しさん (2017-02-11 20 48 02) 「コブラ」に「バイパー」と、どこか蛇を連想させるマシン群(持ち主は猿っぽいが)。 -- 名無しさん (2018-03-31 17 35 12) スピンアックスのバネ付きローラーステーってよく考えたら現在ではお馴染みのスライドダンパーだよな。 漫画から着想を得て開発されたのか既に商品企画があったものをマシンの固有ギミックとして漫画で先行して使ったのかは分からないが (スライドダンパーは「ミニ四ファイターV」で紹介された際もスピンアックスに着けられていたりと縁がある) -- 名無しさん (2022-04-17 13 40 26) 名前 コメント
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《指名手配兄弟-ウォンテッド・ブラザーズ-》 通常罠 自分の場に同じ名前のモンスターが2体以上存在する時、 このターン、攻撃力が500アップ。さらに、魔法、罠の効果を受けない。 part14-754 名前 コメント
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登録日:2020/12/21 Mon 01 30 45 更新日:2021/03/11 Thu 02 46 16 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 しましまとらのしまじろう しまじろう ドカペ三兄弟 ネクタイ 三兄弟 安達忍 島田敏 愛すべきバカ達 憎めない悪役 青猫 飛田展男 黒猫 黒猫三兄弟 やあやあ諸君! やあやあ諸君! やあやあ諸君! 概要 『黒猫三兄弟』とは、かつてテレビ東京系列などで放送されていたアニメ、『しましまとらのしまじろう』に登場していた黒猫をモチーフにしたキャラクター。黒猫と呼ばれているが、体色はどちらかというと青である。 第一話『しましま島の仲間たち』から登場しており、それ以降もほとんどの回に登場している準レギュラーである。 三つ子ということで、容姿は3人とも全く同じで、彼らの名前と同じネクタイの色で区別されている。 3人共イタズラ好きな性格でよくしまじろうたちにイタズラしたり、馬鹿にしたりすることが多く対立することが多い。特に初期の頃は犯罪行為並の悪さ(*1)をしていた。多分今放送したら親御さんから苦情が来る・・・ それでもしまじろうたちとは意外と仲が良く、一緒に遊んだり、時には物事を解決していくなどつかず離れずといった関係であった。 また彼らは話によっては別の姿(*2)になって登場することもあった。 2008年3月に『しましまとらのしまじろう』の終了に伴い、同時に彼らも自然消滅という形で引退した(*3)。 だが、後続番組である『はっけん たいけん だいすき! しまじろう』以降は差し替えキャラ(後述で紹介)が登場した。 容姿 青い毛並みに白い手足(口の周りと耳中も白い)。緑のワイシャツ(*4)に赤の短パンそして、茶色のブーツを履いている。ワイシャツには前述の通り、名前と同じ柄をしたネクタイをかけている。 ブーツの下は基本素足(蒸れて臭くなるぞ…)だったが、後期になってからは白い靴下を履いている回も増えた。 メンバー ドット CV:島田敏 黒猫三兄弟の長男でピンクの生地に白いドット柄のネクタイが特徴。一人称は「オレ」もしくは「オレ様」。 ガキ大将的な性格でいつもペイズリーとからくさを振り回すことが多いるが、意外と弟思いな性格である。トマトと高い所が苦手(*5)。 彼らは基本的には3人で登場することが多いが、ドットだけは単独で登場する回も多かった。 「行くぞ!弟たちよ!!!」 からくさ CV:飛田展男 黒猫三兄弟の次男で薄いオレンジの生地に濃いオレンジのからくさ柄のネクタイが特徴。一人称は「ボク」。 イタズラ好きな性格は兄譲りだが、三兄弟の中では一番優しい性格。また、中期以降は敬語を使って話すことも多くなった。 性格が性格なだけに三兄弟の中では一番被害にあっている。 しまじろうの妹であるはなのような妹を欲しがっていたことも。 「うわ~~ん!あんちゃんもペイズリーもどっか行っちゃったよぉ! わぁ~~ん!」 ペイズリー CV:安達忍 三兄弟の三男で水色の生地に黄色のペイズリー柄のネクタイが特徴。一人称は「オイラ」。 三兄弟の中では意外としっかりとした性格。だが、その反面ややずるがしこい一面も。その性格もあって、ドットとはケンカすることが多い。 初期・中期の頃はみみりんに好意を抱いている描写もあったが、後期になるとその描写も薄れてきた。 「兄ちゃんが一番はずれみたいな顔してるくせに!」 差し替えキャラたち 黒猫三兄弟自体はしましまとらのしまじろう以降は登場しなくなったが、それ以降も彼らをオマージュした三兄弟キャラクターは登場している。 以降の三兄弟キャラクターを紹介する。(CV、性格は同じなので割愛) モグラ三兄弟 長男 マルオ 次男 サンカク 三男 シカク しましまとらのしまじろうの後続番組である『はっけん たいけん だいすき! しまじろう』の第89話に登場した。モグラの三兄弟(*6)。 『はっけん たいけん だいすき! しまじろう』ではこの回のみの登場だったが、後の後続番組である『しまじろう ヘソカ』からは準レギュラーに昇格した。 だが登場回数はあまりなく僅かで登場しなくなり、ヘソカ最終回(*7)にも登場しなかった。 ハニー三兄弟(*8) 長男 赤ハニー 次男 黄ハニー 三男 緑ハニー ヘソカの後続番組である『しまじろうのわお!』の第123話に登場したハチの三兄弟。 とある事情で虫の姿になってしまったしまじろうたち(*9)と出会い、同じ蜂の姿になっているしまじろうに対しては仲間だと思い良好な態度で接してきたが、それ以外の3人に対してはぞんざいな態度をとり、追い返そうとした。 この回以降もしまじろうたちが虫になる回でたびたび登場するが、なぜかいつも初対面という設定になっている。 まぁしまじろうのわお!自体矛盾している設定が多いが… ドリル三兄弟 長男 ドリル 次男 カナヅチ 三男 ペンチ 2018年3月に公開された『映画しまじろう まほうのしまのだいぼうけん』の悪役として登場したおそらくオオカミの三兄弟。 黒猫三兄弟やモグラ三兄弟とは違って彼らはパーソナルカラーだけでなく、毛色と目つき(*10)も3人ともバラバラである。 魔法が使いたいがために、ヒロインである『アウラ』から花のステッキを奪おうとした。ものを奪う、悪戯をする、などとどちらかというと初期の頃の黒猫三兄弟を彷彿させるキャラであった。 余談 黒猫三兄弟の声を演じている島田敏氏、安達忍氏、飛田展男氏は3人共ガンダムの登場人物を演じた経験がある。 島田氏…パプテマス・シロッコ 安達氏…ケーラ・スゥ 飛田氏…カミーユ・ビダン ちなみにシロッコは劇中でカミーユとの激戦の末、彼によって倒されている。 つまりこちらの世界でドットはからくさによって倒されたのだ。 ドットェ… 「あ~弟たちよ!あんちゃんの代わりに追記・修正頼むぞ! んじゃ!!」 「あ!ずるいよ兄ちゃん!先に帰るなんて! う~ん…からくさ兄ちゃん後お願いね。」 「あ~ん!待ってよペイズリー!………はぁ~…やっぱりボクって悲劇の主人公……。」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 実はこどもちゃれんじでは影も形もないキャラ -- 名無しさん (2020-12-21 06 42 56) マックス「!?」 -- 名無しさん (2020-12-21 10 14 13) 項目名に(しましまとらのしましまじろう)と付けた方がいいんじゃないかな? -- 名無しさん (2020-12-21 13 11 54) 言われてみればシロッコとカミーユが長年一緒に共演してたわけか。全く気づかなかった -- 名無しさん (2020-12-21 16 21 03) この3兄弟が消えてからしまじろうのアニメは一気につまらなくなった -- 名無しさん (2020-12-21 21 07 26) 歌詞を全載せするのはよくないよあんちゃん -- 名無しさん (2020-12-21 21 32 21) 名前が全員模様なのは何か意味があったんだろうか -- 名無しさん (2020-12-21 23 21 01) 小さい頃に見てたけど、悪さしてようがしてなかろうが登場した途端気分が下がった記憶がある。 -- 名無しさん (2020-12-21 23 33 05) ドット…からくさ…ペイズリー…メエメエ博士…らむりん…君たちの居なくなったしまじろうアニメはすっかりガランとしちゃったよ… -- 名無しさん (2020-12-22 11 45 58) 小学生くらいの頃しまじろう達のモチーフは干支だと思っていたので、悪役が猫の兄弟なのは「干支になり損なった動物」だからだと認識していた -- 名無しさん (2020-12-22 12 04 57) 本人たちが三つ子って明言したの? -- マーシャ (2020-12-22 20 01 24) とりっぴー(の父親が)作った飛行機がよく飛んだから頭を下げてサイズとか調べて自分で作っていたな -- 名無しさん (2020-12-22 20 03 07) サタラクラとブレドランとコチャ。 -- 名無しさん (2020-12-22 22 05 31) 悪ガキだったのは初回ぐらいで後はだいたい時折しまじろう達と喧嘩するけど基本は仲良しってイメージだった -- 名無しさん (2020-12-23 21 12 27) 名前 コメント
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黒の兄弟 第8話 【メキシコ国境よりやや北にて】 がっしゃん、がっしゃん、がっしゃん。 「今日は初めての特殊任務~、成功すれば褒められる~」 アメリカ南部からメキシコへ向け一機の強化人間専用羅甲が山間を移動していた。 「知らない星で一人は不安だけど~泣いちゃいられない~」 重要任務だというのにパイロットは自作の歌『初めての特殊任務』を歌いつつとても陽気。 「だって私はもうすぐ三十路~」 「そこの三十路止まりなさいなのよー!」 「むぅ?」 味方(?)発見。 レーダーに映るのは二機の羅甲と一機の咆牙。 呼び止めるリーダーであろうカマっぽい喋り方の男からの通信に彼女は首をかしげ、 「黒ミューさんへのラブレター着いた~白ミューさんたら渡さず食べた~」 がっしゃんがっしゃん。 どこまで歌ったか忘れたので別の歌を初めから歌い直した。 「止まらんかいそこの三十路!」 「とんでもない、私ぁまだ三十路じゃないですよ」 「どっちでもいいのよそういうのは。えーと、アンタがレベンネの運び役で間違いないノヨネ?」 「ん、そのとーりー」 と、彼女は一旦肯定してから、 「…じゃなくって、極秘任務だから違うとしか答えられーん」 バレバレの否定をした。無論相手は確認の為だけに聞いたのであり、 彼女が運び役である事は情報からも、そしてレベンネ弾専用の二連装ライフルを 背負っている事からも既に気がついていた。 「つまりレベンネの運び役よね?アタシはブラッククロス北米方面特殊部隊のボヤッキューなのよ。 全国の女子高生の皆さん、じゃなくってチカーロ様に頼まれて作戦の中止をアナタに伝えに来た訳なのよ~」 「それは出来ませんの事です。チカーロ中佐本人、あるいは将官以上の方に直接命令された場合を除き 本作戦は中止してはならないと言われています」 「んもう、面倒くさいわね~。チカーロ様と通信しますよ、あ、ポチッとな」 パスワード入力後、今作戦中限定の直通回線へとつなぐボタンを押す。 だが、ボヤッキューの通信器から流れるのはノイズばかり。 「あら~、おかしいわね~。コンジュラー、ドランジョ、アナタたちの通信器貸してくれない?」 「こっちもダメですぜ」 「アタシもだよボヤッキュー」 何度操作しても一向にチカーロと繋がらなず三人は次第に焦り出す。 それをおとなしく見ていたレベンネの運び役は再び移動を再開する。 「じゃ、これで」 「ま、待ちなさいヨ!アンタを止めないとアタシ達何されるかわからないのよ!」 「ンなこと言われてもこっちも命令権の無い人物が止めようとしたら所属に関わらず―」 「関わらず?」 強化人間専用羅甲の武装が三機に照準を合わせる。 「撃破してでも任務を続行しろと言われておりまして」 「チッ!」 舌打ちをしながらボヤッキューは咆牙を横へとジャンプさせ相手の射線から外れる。 「コンジュラー、ドランジョ、やってしまいますよ!」 「え、ええんでっか?」 「レベンネを暴発させずに無力化して捕獲すれば問題無いワヨ! いくわよ、フォーメーション怒論坊(どろんぼう)!」 「「アーラホイサッサー!!」」 三十秒後、そこには強化人間用羅甲に完膚なきまでにやられ、両手あるいは前足をもぎ取られ 無力化したブラッククロスの機体が3つあった。 「ま、まちなさーい!待ちなさいってバー!」 小さくなっていく強化人間用羅甲の背に力なく説得を続けるしかないボヤッキュー。 その願いが通じたのか、ぴたりと足を止めゆっくりと振り返る。 「や、やった、ヤッターヤッタートマッター…あ?」 任務成功逆転ホームランに喜びかけたボヤッキュー達の顔色は構えられた レベンネ発射用のライフルを見てみるみる青ざめる。 「そーれ、どっかーん!」 三人の目の前に禁忌の兵器が実にあっさりと発射される。 ズンと音がして白い直径50センチ程の弾頭が地面に突き刺さる。 「続いて一分後に反応剤撃つよー、逃げないと大地と一緒に消えちゃうよー」 陽気に、残酷にパイロットは警告する。 レベンネの発動条件と同時に逃げなきゃダメだということとコイツ説得ムリということを 一度に理解するブラッククロスの三人。 「残り45秒ーヒャア我慢できねえ残り43秒だ!」 「だ、脱出するわよ皆!くっそー、おーぼえーてろ~~~~~~~~」 無力化された三機からブラッククロスの使いっぱしりが自転車で脱出し射程から出ていくのを 確認し、彼女は地面から飛び出た弾頭に向かって二射目を放つ。 「もいっちょどっかーん!」 一撃目の白い弾頭に二発目の黒い弾頭が衝突する。 音も衝撃も無くただまばゆい光だけが発生し、それが収まると衝突点を中心に 半径15メートル程の真円部分が綺麗に海と化しており、そこにあった土も草木も 消失し海と地面の境界線には海の部分を堺に右半分だけになった羅甲の残骸が倒れていた。 「任務その3、『任務2の地点から20キロ南でレベンネで半径15メートルの海を作れ』達成。いえーい」 そう彼女は呟きコクピット内でガッツポーズ。 彼女が与えられた任務はメキシコとの国境で最大威力のレベンネを撃つ事であるが、 道中の特定の場所で一定のサイズ毎の威力に調整したレベンネを撃つ事も注文されていたのである。 「にしてもどういう任務なんだろなーこれ。最終任務以外の威力なら特機の必殺技と 威力に大差ないから、レベンネも合法なんだろうけど…対費用的にレベンネの無駄遣いというか チカーロ中佐の考えてることは凡人の私には分からないでやんす」 もしも東京ドームサイズのホウサン団子が存在したら、それは主婦の扱うものではなく 禁止兵器となるであろう事と同様に戦術レベルに収まるレベンネは少なくとも アムステラのルールでは禁じられてはいない。 しかし、既に兵器としては完成し他星での実験など必要ないレベンネをわざわざ 段階的に使わせるのはどういう事なのか。 ―などと考え込む暇は彼女には存在しなかった。 レーダーに引っ掛かる無数のアムステラ機と地球連合機の識別。 「わお、また来ちゃったであり」 また、である。 特定ポイントに1メートル円、5メートル円、そして今回の15メートル円をレベンネで作る度に 作戦の中止を訴える(ただしチカーロとの通信は出来ていない)ブラッククロスと 事態を調べに来た地球軍と交戦する羽目になっていた。しかも段々と両者の数は増し、 出てくる間隔も短くなっている。 チカーロに事態を報告しようにも彼女もまたチカーロと連絡の取れない一人であり、 仕方なく最初に与えられた任務通り、本人か将官クラスと通信できるまでは移動とレベンネ使用を 続行していた。 「くわばらくわばら、見つかりませんようーーーーーーーーに」 彼女の祈りは通じた。 レベンネの使用を止めに来たブラッククロスと謎の大穴を追跡しにきた米軍が出会い、 双方の潰し合いが始まる。こっそりとその隙を抜け出すことに成功する。 「まー、メキシコに着けば何らかの進展はあると期待しちゃったりみたいなゲロゲロ。 私、この任務が終わったらシンガポール行ってリノア達を連れて帰るんだ… などと死亡フラグを立てるのでいす、見え見えすぎる死亡フラグは生存の元やっほい」 彼女の名はミュー。この度の作戦における強化人間専用羅甲のパイロットである。 言動からも分かるように立派な強化人間―、 では無く、ただの素の状態とポテンシャルが強化人間のそれと同レベルなだけである。 今乗っているこの機体はマニュアル操作で動かしていた。 強化人間用羅甲を普通に動かして何が悪いと言わんばかりに。 「さすがにロイヤルナイツ機と比べると劣るけれど、存在隠蔽の為レーダーに映りにくいってのは ソロプレイには便利べーんりー」 というのが乗ってみたミューの感想である。 ◇◇◇ 【同刻、メキシコ国境付近】 「段々数が減ってきたから今日あたりで完全決着だと思っていたんだが…」 メキシコ陸軍の特機、エル・マリアッチとそのパイロットであるラエル・ジャンは 米軍のパイロット達が持たないある重要な特性を持っていた。 「俺達がコツコツと叩いてきた努力が泡と消えてるじゃねえか! 何でブラッククロス残党の数が倍に増えてんだ!」 バババババババ! サボテンが破裂するかのようにミサイルからトゲが発射され羅道を損傷させる。 「しかも知らねえ機体ばっかだぜクソがー!!」 ザシュ! ギター型の近接武器・ソニックブレードを振り下ろし、包囲する羅道の一機をまっぷたつにする。 メキシコのエース、ラエルの持つアメリカには無い強さ、それは『ツッコミ』。 …ではなく、接近戦における戦闘力である。 え?スパロボいっぱい所持してる米軍ならエル・マリアッチ以上の接近戦用はあるはずだって? いやいや、そんな事は無い。 ブライアン「砲戦大好き赤レンジャイ!」 ジョー「出撃前提が厳しい黄レンジャイ!」 ドリス「スーパーロボットっていうより強化スーツです全裸!」 レイ「僕近距離戦だけど並みの指揮官には扱い難しい赤レンジャイ!」 アリス「ドリスよりはずっとマシだけど火力が物足りない黄レンジャイ!」 アメリカネームド5人「五人揃って米国戦隊ゴレンジャイ!」 ラエル「なんで赤が2人黄色が2人おるねん!」 ドリス「私は?」 ラエル「アンタは赤でいいだろ、つーかツッコミたくもねえ」 という訳で、安心して最前列に出せるスーパーロボットは実は割とレアな存在であり 及第点を満たしつつ特に弱点も無く完成されたマリアッチは地味どころか敵からしてみれば 倒す手段が地道に強い機体をぶつけるぐらいしかなく決して目を離せない存在となっている。 「ダ・ガー、アイス、早く全員を下がらせろ。羅道じゃ無理だ、こいつは私がやる!」 話に聞いていた以上のエル・マリアッチに強さにたまらず羅道部隊は全力退避する。 そして、正面からネオ・ペルセポネーがエル・マリアッチとぶつかり合う。 「てめえが援軍の親玉か」 「それは別に居るよ。まあ、私が一番強いのは間違いないけどさ」 数回に渡るソニックブレードとショートスピアでの斬り合い。 メキシコ軍もブラッククロスも量産機はとても間に割って入ることは出来なかった。 斬り合いの中グーチェは一年前、オードリー・スガタとの戦闘を思い出す。 目の前の相手はあの時の女に戦い方が似ている、そしてあの時の女よりも強い。 技量では自分の方が上だが、止めを刺すまで気を抜けないレベルの相手だと認識する。 グーチェが視界を狭め、エル・マリアッチのみを捉える事に専念したその時だった。 このタイミングを見計らう様に横槍が入ったのは。 「…やるねあんた。そういう戦い方好きだよ。じゃあ、そろそろ本気で―」 「グーチェ、左よ!避けて!」 「何っ!」 先に気づいたリノアの咄嗟の叫び。 だが、グーチェはその攻撃を反射的に防御してしまった。 体に染み付いていたロイヤルナイツ機における防御法。 だが、ネオ・ペルセポネーの耐久力ではそれは悪手だと気づいたその時には 左腕を完全に叩き折られていた。 「ミンチクラァァッァシュ!!!!」 グーチェの思考がエル・マリアッチ攻略の一点に集中したと同時に 飛び出し、叫びと共に奇襲を成功させた白い機体。 ラエルはその正体を一度見ていた。 それは間違いなく、先程『鉄騎蜘蛛は倒したから後は任せた』とメキシコ陸軍に言って 逃げていった飛鮫騎士団の中にいた白いグラニ系の機体。 「あんた、さっき飛鮫の…」 「否ッッッッッッ!!!!」 ラエルの言葉をレクサンは全力で否定する。 「我が名はアレクサンダー・シュタインドルフ三世。通りすがりのロシアの兵士である。 そしてコイツはリーパ。ロシアで作られし新型だ。 フランス軍の中に私に似たものがいたとしてもそれは他人のボルシチ煮。 そう、フランスとロシアの間に機体を譲り渡す密約なんて無い!!」 「そんな事聞いてねえ、味方って事でいいんだな?」 「くっくっく、会いたかったぞ『死霊の騎士』」 「おい、ちゃんと返事しろよ」 レクサンはラエルとの会話を勝手に終わらせ、グーチェに語りかける。 「大破したゴーリキーのカメラに映された、じーじの最後の戦いの記録映像。 そこには二機の傷だらけの騎士型が映されていた。先程の斬り合いで確信した。 お前がその二機の内強かった方のパイロットだ」 「この嫌な感覚…あの時のロシアの大将と同じ…ッ」 「さあ、殺して(愛して)やろう!!ずっと、ずっと会いたかったぞ! 貴様に出会えた喜びから母乳が止まらぬわ!」 「俺の事を無視してんじゃねーぞクソがー!」 こちらの攻撃を恐れず懐に飛び込んで連打を放つリーパ、 半歩下がり確実に隙を付き防御の薄い箇所を狙ってくるエル・マリアッチ。 片腕で凌ぎながらもショートスピアは歪み亀裂が走り、こちらは 反撃のタイミングすら掴めない。 さっきまではミスをせずに時間を掛けてでも倒し勝利するはずだった戦いだったそれは、 このままでは相手にダメージすら与えられずいずれ負ける戦いへと変化していた。 「まっずいわね…こんなとこで死ぬ訳にもいかないし、アレを使うしか無いかな」 数分後に迫る自分の負けの確定を悟ったグーチェは使いたくなかった新兵器のスイッチをオンにする。 「頼むから自爆せずにちゃんと発動してよね。 メテオメタル・グリーンエナジー起動、パワーをメテオに!」 (いいですとも!) エクスダーが吹き込んだ承認音声が響いた直後、 ネオ・ペルセポネーの右手と両足が淡く緑色に輝く。 ◇◇◇ 「グーチェ、今助けに行くから!」 「させるか!ここは突破させん。ハングキャノン撃てーっ!」 リーパの奇襲で片腕を失い1対2になったネオ・ペルセポネーを救助しようとする リノアだったがメキシコ陸軍の砲撃によって中々戦場中央にたどり着けないでいた。 エル・マリアッチによる中央突破が基本戦術であるメキシコ軍は量産機では7型の配分を 多くすることにより支援砲火の層を厚くしており、これがブラッククロスにとっては相性が悪かった。 アズマ率いるニコイチ補修羅甲もシンガポールから連れてきた羅道部隊も 小型あるいは中型の銃を中心とした兵装で纏められており、お互いの位置が割れている戦場では メキシコ陸軍の7型部隊に一方的に撃たれ続ける事になる。 かと言って7型を近接武器で倒そうと近づけばエル・マリアッチの犠牲になるだけだ。 結果として、リノアの乗る銀虎がビームシールドで砲撃を止めつつ、 一機ずつビームライフルで潰していくしか手は無かった。 そう、今までの銀虎だったならそうするしかなかった。 「このままのペースじゃグーチェの救助に間に合わない、一気に行かせてもらうわ」 銀虎の背中が裂け― 「メテオメタル・ブルーウイング起動、パワーをメテオに!」 (いいですとも!) エクスダーの吹き込んだ承認音声が響くと共に4枚の青い翼が出現した!! ◇◇◇ 「メキシコ軍と戦っているブラッククロスの機体か!?今すぐ戦いを止めるんだ! この場所はアムステラの兵器に狙われている!!」 「…ふーん」 フェニックスのパイロット、レイ。 彼の発言の内容、僅か二行の言葉から二ラーシャは様々な事を理解する。 レベンネの事が少なくともアメリカ軍には漏れておりその兵器の詳細も知られている事。 ここから少し北のアメリカの方では激しい戦闘が行われていおり、 フェニックスだけがそこを突破してここに来たという事。 そして、この二点が意味する事と、出撃前のリノアの発言から感じた違和感が合わさり、 二ラーシャはこの時に全ての真実にたどり着いた。 「お前が言ってるのはレベンネの事か?」 確認の為、二ラーシャはレイからの通信に答える。 「分かっているんならすぐにここから退避するんだ!」 この言葉で、レベンネの事はアメリカに既に知られている、その事実の確認は済んだ。 二ラーシャは幻狼の高度を調整し、フェニックスに接近する。 「レベンネが危険な事は分かっている。だが、この戦闘をやめさせるわけにはいかないし お前をスルーさせてさっきの言葉をメキシコ軍に届けさせる事もさせれないのよね。そういう任務なのよ」 「何で話を聞いてくれないんだ!ここ一帯が犠牲になってからじゃあ遅いんだよ!」 「悪いね、俺って悪党だから人命やメキシコの大地なんかよりもその機体返してもらいたい 気分の方が大きいんだわ。そうだ、お前フェニックスごとブラッククロスに帰って―うおっっと」 フェニックスの攻撃を最小限の動きでかわす。 「あんたは状況がわかってるというのに自分の事しか考えられないのか!」 「どうした?時間が無いんだろ?さあ俺を倒して皆を説得しに行けよ。ほいほいっと」 フェニックスには搭乗者の動きを人工筋肉によってトレースするシステムが積まれており、 これによって通常機体より格段に早く精密な格闘を可能としている。 一方、開発時にDr劉の助力を得ることが出来なかった幻狼はそのシステムは採用されておらず 重力制御装置の搭載のみにとどまっており、開発時期が近いにも関わらず両機の戦闘力には 大きな開きがあった。 さらに言えばフェニックスを完璧に操縦するためだけに作られたレイに対し格闘家といえども 多少腕が立つ人間でしかない二ラーシャ。パイロットの面でも差は埋まるどころかさらなる 開きが存在する。 だが、それだけの差などないかの様に幻狼はフェニックスの高速かつトリッキーな攻撃を 全てかわし、さらにはその内の3割ほどの攻撃にカウンターを当ててくる。 自分より強いのでも自分と相性がいいのでも無い、まるでこちらの戦い方を 全部知っているかの様な相手。 今までに会ったことの無い強敵にレイは次第に不可解な恐怖を感じる。 「くそっ、くそっ、何で一発も当たらない!バリアー系兵器でも精神感応兵器でも無い、 何が起こってるんだ?」 「さあ、何でだろうねえ。お前のその技術を俺は何で読み切れるんだろうねえ」 レイ、そしてフェニックスを開発した人物Dr劉。 彼は優れた科学者ではあるがパイロットでも格闘家でも無い。 レイが生まれながらに持つ近接格闘のセンスは劉一人によって生み出されたものだったのだろうか。 ブラッククロスには地球軍の主なエースと交流があり自身も格闘の才能を持つ、 そう、ホムンクルスの近接戦闘におけるデータ監修においてうってつけの人物が一人いた。 『Pkahanta Maletype‐00』が生まれた年代も型番も違い直接の交流も無かった『Homunculus Model-06』を 心の中で弟と呼んでいたのはこれに起因する。 (姉さん達がレベンネを運ぶ機体を見つけられるとは限らない…、こいつを早く仕留めないと!!) フェニックスの様子が変化していく。駆動音が高くなり、各部位からエネルギーブレードが飛び出す。 「リミッターを外したな。つまり後62秒でゲームオーバーって事だ」 「…!?」 「なあ、何で俺がお前の事をこんなに知っているか知りたくは無いか?」 「今はそんなことはどうでもいい!お前が僕の何を知っていようが、 フェニックスの全てが知られていようが僕はお前を落とす!」 「おー怖い怖い、まっ、凌がせて貰いますがねっ」 フェニックスのリミッター解除による変化が反映されるのとほぼ同時、 幻狼もその性質を新たにしていた。 羅甲系特有の単眼が赤く変色し二つに割れたかと思うと、瞬く間に増殖しカメラアイの 可動域全体に複眼が広がる。 変化はそれだけではなく幻狼の顔にもそこら中に筋が走り次々と目が開いていく。 「メテオメタル・レッドアイズ発動。パワーをメテオに!」 (いいですとも!) エクスダーの承認音声を合図とし、五十近い数赤い目が周囲を見渡すように 一斉にぎょろぎょろと動き出した。 戻る (続く)
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